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住まい探しの知識

新築マンションをお得に購入したい!補助金・値引き交渉・キャンペーンを活用しよう

何もかも値上がりしている昨今、マイホーム購入のハードルも段々と高くなっていますよね。

とはいえ、ピカピカの新築マンションはやっぱり魅力的で、なんとかお得に購入できる方法はないか探している方も多いのではないでしょうか?

新築マンションは、売り出し価格そのままで購入すると高く感じるかもしれませんが、いくつかのポイントを抑えることで、思っている以上にお得に購入できる可能性があります。

今回は新築マンションをお得に購入するために知っておきたい、3つのポイントをご紹介します。

その1 補助金制度を活用する

新築マンションを購入するのであれば、国や自治体が提供する補助金制度や減税制度を活用しない手はありません。

2024年現在、新築マンション購入者が利用できる補助金制度には、以下のようなものがあります。

・子育てエコホーム支援事業

主に子育て世帯や若者夫婦世帯が対象の、省エネ性能が高い新築住宅の取得を支援する制度です。新築マンションの住宅購入時に、最大100万円の補助を受けられます。

・給湯省エネ2024事業

高効率給湯器の導入を支援する補助金制度です。給湯機1台あたり最大10万円の補助が受けられます。

上記は国土交通省や経済産業省による支援ですが、お住いの地域によっては、自治体独自の補助金制度を設けている場合もあります。

補助金制度を利用するかどうかで、新築マンションの購入費用が数十万円〜数百万円単位で変わってくるため、必ずチェックしましょう。

なお、今回ご紹介した国による補助金制度は、以下のURLより詳細をご覧いただけます。申請には期限や予算がありますので、早めの利用をおすすめします。

子育てエコホーム支援事業

https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/

給湯省エネ2024事業

https://kyutou-shoene2024.meti.go.jp/

その2 値引き交渉する

意外に思われる方もいるかもしれませんが、実は新築マンションの価格には、交渉の余地があることが多いのです。

1)値引き交渉が成功しやすいタイミング

値引き交渉をする上でまず重要なのは、タイミングです。

決算期の3月や、完成してから1年が経過する物件、さらには戸数が少なくなってきたときなどは、販売側も売り上げを確保したい、在庫を一掃したいというプレッシャーがあります。そのため、値引き交渉に応じてもらいやすい傾向にあるということを覚えておきましょう。

2)値引き交渉を成功させる3つのコツ

新築マンションは需要が高いため、ただ「安くしてほしい」と伝えるだけでは値引きしてもらえない可能性も大いに考えられます。

値引き交渉を成功させるために押さえておきたい3つのポイントを、厳選してお伝えします。

その1:購入に対する本気度を示す

一度申し込んでからキャンセルする顧客も少なくない中、「条件がそろえば必ず購入する」という意思を具体的に示すことで、値引き交渉がスムーズに進む確率が高まります。

たとえば、住宅ローンの事前審査を済ませておく、モデルルーム見学時に印鑑や必要書類を持参するなど。販売側に「この人なら本当に買ってくれる!」を思わせることが重要です。

その2:端数切りの交渉をする

不動産売買では、価格の下二桁を切り捨てる「端数切り」が一般的な交渉方法の一つです。

例えば、3,780万円の物件であれば、80万円を引いて3,700万円にするよう交渉します。この方法は、比較的成功しやすいとされています。

その3:値引き交渉する理由を明確に伝える

具体的な理由がある場合、販売側はその理由を考慮して値引きに応じる可能性が高まります。

たとえば、「予算が少し足りない」「同じエリアの他の物件と比較して価格が高い」といった理由が挙げられます。

エリアの相場を事前にチェックしておくと、ほかの物件と比較でき、さらに値引き交渉の材料にもなりますのでおすすめです。

その3 不動産会社のキャンペーンに申込む

新生活を迎えるにあたっては、家具の購入費用や引越し費用、不用品処分費用など多くのお金が必要になります。

そんな時は、不動産ポータルサイトが定期的に実施しているキャンペーンを利用するのがおすすめ。

サイト経由で問い合わせるだけでポイントがもらえたり、アンケートに答えるだけでギフトカードがもらえたりと、難しい書類の提出や申請手続きがないのもうれしいポイントです。

今回はマンション購入前と購入後に、それぞれ利用できるキャンペーンをご紹介します。

キャンペーン内容や期間は随時更新されますので、確認しながら利用を検討してくださいね。

1)購入前なら『Yahoo!不動産』で物件検索

「不動産ポータルサイトが多すぎて困る」

「できるだけ多くのポイントが欲しい」

という方におすすめなのが、Yahoo!不動産のキャンペーンです。

対象物件が限定されているのがややネックですが、一度見てみる価値はあるのではないでしょうか?

Yahoo!不動産のキャンペーンページに掲載されている対象物件から、資料請求または見学予約をすればエントリー完了。エントリーした物件を契約し、契約書のデータとアンケート回答をするだけで、最大5万円相当額のPayPayポイントがもらえます(毎月先着1000名限定)。

ちなみに、中古マンションの購入も視野に入れているという方は、最大20万円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンもありますので、併せてチェックしてみてください。

2)購入後なら『SUUMO』の購入者アンケート

この記事をご覧になっている方の中には、成約間近または成約が完了している方もいるかもしれませんね。

そんな方はSUUMOのキャンペーンページを除いてみてください。

こちらは関東・関西・東海エリアで新築分譲マンションを購入した方全員が対象で、マイホーム購入時の体験アンケートに回答するだけで、5000円分のギフトカードがもらえるというもの。

家族でちょっといいランチを食べに行ったり、お子さまが使う消耗品のストックを買ったりと、結構ありがたいプレゼントですよね。

2022年1月以降に新築分譲マンションを成約した方であれば参加できますので、ぜひご活用ください。

まとめ

それでは、今回の記事の内容をおさらいしましょう。

・国や各自治体が新築マンションの購入を対象にした補助金制度を用意している

・コツを抑えれば値引き交渉できる場合もある

・不動産ポータルサイトのキャンペーンを利用すればポイントがもらえる

上記3つのポイントを抑えることで、一見高そうに見える新築マンションでも、購入費用を抑えることが可能です。

ぜひ最新情報を随時チェックしながら、マンション購入を進めてみてください。

※この記事内のキャンペーン、補助金等は2024年3月4日現在のものです。予告なく中断・中止・変更される場合がございます。

この記事を書いた人

村田愛美

村田愛美

宅地建物取引士

上智大学外国語学部を卒業後、不動産調査会社在籍中に宅地建物取引士試験に合格。宅建士として事業用不動産の仲介営業職に従事し、退職後はレンタルオフィスの運営会社で入居者・契約管理をするかたわら、売買・賃貸・住宅ローンを中心とした不動産関連の専門性が高い記事を多数執筆。不動産初心者でもわかりやすい文章に定評がある。