分譲マンションの購入を検討している方も多いと思いますが、中には「本当に購入して大丈夫?」と不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
本記事では分譲マンション購入のメリット・デメリットを詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
目次
分譲マンション購入のメリット
分譲マンションを購入するにあたって、まずはメリットを知りたいと思う方が多いでしょう。
賃貸マンションにはないメリットもたくさんありますので、順番にご紹介します。
資産になる
分譲マンションを購入すると資産としてみなされるため、将来的な安心を手に入れることができるでしょう。
退職や事故などで働けなくなってしまった場合も、売却や賃貸をひとつの選択肢として考えられます。
設備の耐久性・グレードが高い
分譲マンションは同じ人が長期間住むことを想定して建てられているため、共用部分の廊下やエレベーター、ポストといった設備の耐久性が高いのが特徴です。
また、各部屋にはウォークインクローゼットや食器洗い乾燥機、床暖房などグレードの高い設備が設置されている可能性が高いです。
セキュリティ対策が万全
オートロックや防犯カメラなどセキュリティ対策に力を入れているのも分譲マンションの特徴のひとつです。
マンションによっては管理人やコンシェルジュが常駐しているところもあり、日々安心して過ごすことができます。
内装を自分好みにカスタマイズできる
マンション組合の規定内で決められた範囲であれば、内装を自分で好きなようにカスタマイズできるのも魅力ですね。
壁紙やドアを変えたり棚を取り付けたりと、賃貸マンションではできないような変更ができ、自分好みの住宅にすることが可能です。
分譲マンション購入のデメリット
分譲マンションにはさまざまなメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。
実際に購入する際に「こんなはずではなかったのに」とならないために、デメリットもあわせて知っておきましょう。
管理費・修繕積立金の支払いが必要
分譲マンションを保有すると毎月共用部分の管理費や修繕積立金の支払いが必要になります。
固定資産税や都市計画税など税金も別途課されるため、賃貸マンションに比べると月々の支払いが高くなるケースも存在します。
購入時にまとまった資金を用意する必要がある
分譲マンションの場合、購入時に頭金や諸費用など100~300万円ほどの費用がかかるため、まとまった資金を用意しておかなければなりません。
立地によっては資産価値が低い
将来的に売却や賃貸を考えている方もいらっしゃると思いますが、立地や周辺環境によって資産価値が大きく左右する場合があります。
引っ越すのが難しい
分譲マンションは数千万円という大きな買い物になるため、ほとんどの人が住宅ローンを利用します。
住宅ローンを完済しなければ転居できないというのもデメリットのひとつであると言えるでしょう。
特に転勤族の方はこのような制限があることによって、金銭的な負担が大きくなったり、転職を余儀なくされるかもしれません。
分譲マンション購入の際はメリット・デメリットを把握しておこう
分譲マンションを購入する際にはメリット・デメリットをしっかりと知っておくと安心です。
本記事でご紹介したメリット・デメリットを踏まえて、色々な角度から検討してみてくださいね。